3療法士会と初の懇談 リハの制度改善に向けて連携を

3療法士会と初の懇談 リハの制度改善に向けて連携を

療法士会との懇談
療法士会との懇談

 協会では、京都府理学療法士会、京都府作業療法士会、京都府言語聴覚士会との懇談会を、10月25日に開催した。3士会との懇談を行ったのは今回が初めて。懇談会では、現行のリハビリテーション制度の問題点を明らかにした上で、意見交換、情報交換を行った。

 日本理学療法士協会・日本作業療法士協会・日本言語聴覚士協会が合同で「リハビリテーション供給体制の見直しについて」という要望書をすでに厚生労働省に提出するなど、次回診療報酬改定に向け着実に動き出している。また、2012年に予定されている医療保険・介護保険のダブル改定では、リハビリテーション分野においてかなりの大幅な改定が予想されるという認識の下、今後も連携がとれるよう、引き続き懇談の場を設けていくことや、「必要な患者さんに必要なリハビリを」という主旨の共同アピール作成に向けて調整していくことなどを確認した。

 リハビリ対策の一環として、協会では、ホームページ上に常時「リハビリ相談室」を開設することを検討中であり、そちらへの協力も得られることになった。

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