経営対策セミナー開く 増患は院長の挨拶と笑顔から
協会は9月17日、経営対策セミナーを府医師会館で開催した。今回のテーマは「増患対策に直結する医院活性化―スタッフに医院経営の方針が伝わっていますか?」と題して、院長対象のセミナーを開催した。講師は、クリーク大阪社労士事務所・入江幸男氏。
冒頭、入江氏が「今日は私、二カ国語で話します。日本語と大阪弁ですね」という予想外の第一声に参加者は一瞬あぜん…!
楽しい雰囲気で参加者の注意を引いた上で、職員への経営・診療方針の伝え方、職員との接し方、意識改革に向けて院長がどうしていくかを解説した。
増患対策としての医院活性化とは、院長・スタッフが同じ方向をみて問題解決する風土を作ることであるとした。
感動できない院長では他者に感動を与えられないし、笑顔をする努力をしている院長の姿に職員は学ぶことから、最後に参加者への宿題として、院長が感動する習慣をつけること、院長が挨拶しクオータースマイル(4分の1の笑顔)をすることを求めた。
初めての講師だったが、参加者には大変好評であった。