オンライン請求義務化は違憲!撤回を/神奈川訴訟が1回目の口頭弁論
横浜地裁に向かう原告団
レセプトオンライン請求の義務化は“違憲”―全国の保険医1744人(京都から66人)が義務化の撤回を求めて立ち上がった義務化撤回訴訟(神奈川訴訟)の第1回口頭弁論が9月9日、横浜地方裁判所で開かれた。横浜地裁には、全国から原告やそれを支援する人々90人が集結。かつてない規模となった訴訟にはマスコミ等の関心も高く、1月21日の提訴時と同様に多くが取材に訪れ、テレビや一般紙等でそのもようが報道された。
口頭弁論では、原告団の入澤彰仁幹事長、平尾紘一原告団長、藤田倫成医師、小笠原敏夫歯科医師、原告代理人の小賀坂徹弁護士が意見陳述。オンライン請求の義務化の法的矛盾、地域医療に及ぼす影響の大きさを指摘し、国民医療を守る観点からの司法判断を求めた。口頭弁論終了後は報告集会を開催し、訴訟の今後の活動や展望等を確認した(2面に詳細)。