医界寸評

医界寸評

 1月20日(日本時間21日)米国史上初、アフリカ系(黒人)の大統領としてオバマ氏が第44代大統領に就任した。就任演説で「我々は危機のさなかにいる。わが国は暴力と憎しみ広範なネットワークを相手に戦争状態にある。経済はひどく疲弊している。我々が直面する困難は実在しており、短期間では解決できないであろう。だが、アメリカよ、これらの困難は乗り切ることができるのだ」と語り、「我々は今日から自分を奮い立たせ、埃を払い落として、アメリカを再生する仕事をもう一度始めなければならない」と呼びかけた

▼このオバマ大統領の支持率は24日の米国ギャロップ社の調査によれば68%で、これは第二次世界大戦後では1961年に就任したケネディ大統領の支持率72%に次ぐ高率であるという。米国は景気後退のまっただ中にあり、手腕が問われるところである

▼一方、昨年9月24日、第92代内閣総理大臣に就任した麻生太郎氏は所信表明演説で「日本は強くあらねばなりません。日本は明るくなければなりません。私は悲観しません。そして私は決して逃げません。私は責任と実行力のある政治を行うことを国民の皆様にお誓いします」と述べた

▼麻生内閣発足時の支持率は朝日新聞調査では48%であったが、今年1月中旬の調査では19%であるという。麻生氏はもう逃げないで、国民の審判を仰ぐべきだろう。そろそろ日本もチェンジか。

(ムーミン)

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