地域発… 下西・下東医師会が健康測定・医療相談行う

地域発…/下西・下東医師会が健康測定・医療相談行う

 「地域発…」では、各地区医師会の取り組みなどを取材して随時紹介していきます。

 11月9日(日)、南区民ふれあいまつりと下京区ふれ愛ひろばが、それぞれ東寺・梅小路公園であり、下京西部・下京東部医師会が合同で健康・医療相談コーナーを担当した。当日は寒空にもかかわらず410人が訪れ、骨密度や体脂肪測定、BMI判定に長い列ができる場面もあった。

 下京東部医師会の前田眞理先生は「区民の方とのふれあいが持てる良い機会です」と毎年担当をされ、下京西部医師会の関透会長は「同日2カ所開催なので、機材や人の配置が大変ですが、区民のみなさんの健康意識の高まりにもつながり、普段は関係の薄い団体の方にも医師会を覚えてもらえるので、今後も続けていきたい」とその意義を述べた。

南区民ふれあいまつりで医療相談を受ける医師会員 南区民ふれあいまつりで医療相談を受ける医師会員

南区民ふれあいまつりで医療相談を受ける医師会員

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 11月29日(土)には、「医・歯・薬・栄養・介護の専門家が市民と一緒に健康を考える」というテーマで、崇仁うるおい館で「第1回下京健康キャラバン」が開催された。参加人数は57人。  下京西部・下京東部医師会では、歯科医・薬剤師等の各種団体とともに「下京健康キャラバン実行委員会」に参加し、企画段階から今回のキャラバンに携わった。

 今回のキャラバンでは下京東部医師会の小山秀樹会長をはじめ、両医師会の会員が「健康度測定コーナー」「からだの健康相談」を担当。また、「転ばぬ前の運動―転倒予防体操」というテーマで、下京西部医師会の山下琢先生が講演された。

 実行委員会の委員長をされた歯科医の山下正純先生からは、「各分野の専門家が一緒に行事を企画し、また参加することにより、今後の地域医療において、より緊密な関係が築けることを期待する」と述べ、来年は場所を変えて「キャラバン」を開催する意向であると付け加えられた。

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