喫煙率目標値、２０２２年度までに１２.２％／がん対策基本計画素案に明記

　厚生労働省のがん対策推進協議会は２月１日、次期がん対策推進基本計画に「成人喫煙率の低下」や「受動喫煙の防止」など、たばこに関する数値目標を盛り込むことを了承した。成人喫煙率は、２０１０年の１９.５％から２２年度までに１２.２％とすることを目指す。

　受動喫煙の防止では、行政機関・医療機関、職場、家庭・飲食店でそれぞれ目標値を設定。行政機関・医療機関は２２年度までに受動喫煙の機会がある人の割合を０％に、職場では１０年に閣議決定された新成長戦略を踏まえて２０年までに受動喫煙のない職場の実現を目指す。（１/２４MEDIFAXより）