診療報酬、支払機関が立て替え/厚労相、被災市町村国保で検討  PDF

診療報酬、支払機関が立て替え/厚労相、被災市町村国保で検討

 細川律夫厚生労働相は3月29日の衆院厚生労働委員会で、東日本大震災で行政機能が損なわれた市町村の国保について、医療機関に対する診療報酬の支払いを審査支払機関が立て替える方向で検討していることを明らかにした。

 細川厚労相は「医療機関に対する診療報酬の支払いが滞ることのないよう、今回の震災で被災し審査支払機関に費用を支払うことができなくなった市町村については、当面、審査支払機関が金融機関から資金を借り入れるなどして立て替え払いをすることを鋭意、検討している」と述べた。

 国が市町村国保の診療報酬の支払いを代行することについても「立て替え払いを検討する中で指摘があれば検討したい」と述べた。(3/30MEDIFAXより)

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