09年の医療事故届け出数3割減/警察庁まとめ
2009年の警察への医療事故の届け出は152件で、08
年に比べて約3割減となったことが5月12日、警察庁のまとめで分かった。09年の届け出のうち、年内に検察庁に送致・送付した件数も2件にとどまり、過去10年間で最も少なかった。
08年の届け出件数は226件だったことから、09年は74件の減少となった。届け出総計の中には解剖の結果、死因が病死と判明するなど医療行為との因果関係が認められなかったケースも含まれている。
届け出の端緒は被害者や遺族、担当弁護人ら被害関係者からの届け出が30件。医師、看護師、事務長ら医療関係者からの届け出が116件。報道記事から情報を入手したなどその他が6件だった。(5/13MEDIFAXより)