日医・唐澤会長、長妻厚労相と会談/「意見の相違はない」  PDF

日医・唐澤会長、長妻厚労相と会談/「意見の相違はない」

 日本医師会の唐澤祥人会長は9月30日、厚生労働省の大臣室を訪れ、長妻昭厚生労働相と就任後初めて会談した。唐澤会長と長妻厚労相は、政策課題について双方が十分に話し合うとの考えで一致した。長妻厚労相は当面の最優先課題に新型インフルエンザ対策を挙げ、特にワクチン接種について日医に協力を要請。唐澤会長は「全面的な協力を約束する」と応じた。

 唐澤会長には、宝住与一副会長、内田健夫・今村聡両常任理事らが同行した。また、会談には長浜博行副大臣、山井和則政務官、足立信也政務官も同席した。医療担当の足立政務官は会談で「医療をしっかり守っていきたい」との考えを強調した。

 唐澤会長は会談終了後、本紙などに対し「長妻厚労相には以前、お目にかかったことはあるが、今回は表敬訪問であり、まず最初の話し合いができてよかったと思う」と述べた。長妻厚労相の印象については「真剣に厚生行政に取り組んでいることがうかがえた」と述べたほか、「共通の課題を抱え、意見の相違もないと思う」とした。(10/1MEDIFAXより)

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