小児救急担う医療機関、各県1カ所以上/厚労省検討会が中間まとめ
厚生労働省の「重篤な小児患者に対する救急医療体制の検討会」は5月29日、中間取りまとめ案を大筋で了承した。超急性期の小児患者は基本的に全ての救命救急センターや中核病院で受け入れるとし、その中から特に体制の整った病院を、小児の救命救急医療を担う医療機関として整備することが必要と明記。都道府県か3次医療圏に1カ所以上の設置を求めた。今後の方向性として、こうした医療機関や小児集中治療室に対する財政的な支援の必要性についても指摘した。(6/1MEDIFAXより)