医療基本法策定へ、WTを設置/公明・医療制度委
公明党の医療制度委員会は6月2日、患者の権利や義務などを定める「医療基本法」の策定に向けたワーキングチーム(WT)の設置を了承した。WTの座長には、同委員会の福島豊委員長が就任した。
福島委員長は同日の委員会終了後、現在の医療に関する法体系の問題点について「医療提供サイドと患者の関係や、エビデンスに基づいた医療の提供、地方自治体の責務が必ずしも明確ではない」と指摘。「現行の法体系では足りないものがある」と述べた上で「(医療基本法では)現行法で足りない理念的なものをつくっていく」と説明した。(6/3MEDIFAXより)