自身の延命治療「控えてほしい」7割/医師に意識調査
ケアネットが11月30日に発表した「自分自身の延命治療に対する意識調査」によると、自身の延命治療について「控えてほしい」と回答した医師が70.8%に上った。次いで多かったのが「家族の判断に任せたい」の22.3%、「医師の判断に任せたい」は3.4%だった。
調査は11月15−16日、ケアネットの会員医師1000
人を対象にインターネット上で実施。事故・病気によって判断力や意思疎通能力を喪失し、回復が見込めない場合の対応を尋ねた。
延命治療に対する自身の考えを「家族に口頭で伝えている」と回答した医師は40.0%、「書面に残している」が6.4%となり、何らかの形で外部に意思表明している医師が半数近くに上った。「希望はあるが表明していない」は43.4%だった。(12/3MEDIFAXより)