【受保連】医療の価値、経済的に“見える化”/受保連が正式発足
受療者(患者と家族)と医療者が協働し医療経済を議論する「受療者医療保険学術連合会」(受保連)は9月1日、東京都内で設立総会を開き、正式に発足した。川島康生会長(国立循環器病研究センター名誉総長)をはじめ、小柳仁副会長(東京女子医科大名誉教授)、田倉智之副会長(大阪大学大学院医学系研究科教授)ら5人の副会長、監事、世話人などによる運営体制も決まった。具体的な活動として▽受療者が現在の医療保険制度や医療経済について理解を深めるための勉強会などを開催▽個々の医療の価値を学術的に「見える化」するための研究活動▽受療者、国民全体の「受益と負担」について研究し、その成果を社会に発信─などを展開していく方針だ。(9/4MEDIFAXより)