【国会】窓口負担「低所得者対策と併せて検討、早期に結論」/安倍首相  PDF

【国会】窓口負担「低所得者対策と併せて検討、早期に結論」/安倍首相

 安倍晋三首相は2月1日、参院本会議で所信表明演説に対する代表質問の答弁に立ち、当面の間1割に据え置くことが決まった70−74歳の患者窓口負担について「与党をはじめ関係者の意見を十分に聞きながら、低所得者対策などと併せて検討し、早期に結論を得たい」と述べ、法律で定める2割負担への見直しを検討していく姿勢を示した。

 予防接種法を改正することで2013年度から定期接種になる子宮頸がん予防・Hib(インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌の3ワクチンについては「安定的かつ確実に実施されるよう財源を確保する」と表明。介護職員の処遇改善にも言及し「介護報酬改定などで介護職員の処遇改善に取り組んできたが、今後は一体改革の中で給付の重点化・効率化を通じて必要財源を確保するとともに、キャリアパスの確立に向けた取り組みを進めることなどで、さらなる処遇改善に取り組む」と述べた。

 全て公明党の山口那津男代表への答弁。(2/4MEDIFAXより)

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