男女ともに平均寿命最高を記録/07年簡易生命表

男女ともに平均寿命最高を記録/07年簡易生命表

 男子の平均寿命が79.19年、女子が85.99年と共に平均寿命が過去最高を記録したことが7月31日、厚生労働省が発表した「2007年簡易生命表」で分かった。前の年を男子が0.19年、女子が0.18年上回った。男女共に2年連続の記録更新。がんと心疾患、脳血管疾患の3大疾病で亡くなる人の寿命が延びたことが平均寿命の延長に大きく貢献した。

 また、0歳時点で将来どの死因で亡くなるかを示す割合では、3大疾病が男女とも5割以上(男子55.57%・女子53.01%) を占めた。男女とも1位はがんで、続いて男子は心疾患、肺炎、脳血管疾患の順、女子は心疾患、脳血管疾患、肺炎の順となった。

 3大疾病を克服した場合の平均寿命の延びは男子8.25年、女子7.12年。国や地域別の平均寿命の比較を見ると、日本男子はアイスランド(79.4年)、中国香港(79.3年) に続き3位。女子は1位で、2位は中国香港の(85.4年)、3位はフランスの(84.1年)だった。(8/1MEDIFAXより)

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