適用第1号は「腹腔鏡補助下肝切除術」/高度医療評価制度
厚生労働省の高度医療評価会議は7月7日、岩手医科大付属病院が申請していた「腹腔鏡補助下肝切除術」について、一定の条件下で保険診療との併用を認める「高度医療評価制度」の適用対象とすることを了承した。同制度の適用が了承されたのは初めて。先進医療専門家会議や中医協に諮った上で、9月から保険との併用が認められる見通しだ。
同制度では、未承認・適応外使用の医薬品や医療機器を含む先進医療技術の実施を「試験」ととらえて臨床使用を認め、保険との併用が可能になる「評価療養」の対象とする。(7/8MEDIFAXより)