医療課長に佐藤氏、指導課長は三浦氏／厚労省・幹部人事
厚生労働省は７月４日、幹部人事を内示した。総括審議官に森山寛大臣官房審議官(労働基準担当)を充てるほか、技術総括審議官に谷口隆農林水産省大臣官房審議官(消費・安全局併任) を起用する。木倉敬之審議官(医療保険・医政担当) の後任には、榮畑潤総務省大臣官房審議官(公営企業担当) が就任。2008年４月の診療報酬改定を取り仕切った原徳壽保険局医療課長は環境省総合環境政策局環境保健部長に就き、医療課長の後任には佐藤敏信医政局指導課長が座る。指導課長は文部科学省に出向中の三浦公嗣高等教育局医学教育課長を戻す。いずれも11日付で発令する予定。大臣官房では、人事課長に唐澤剛大臣官房参事官(人事担当)、会計課長に今別府敏雄社会保険庁総務部総務課長をそれぞれ充てる。
幹部級人事(局長以上) については、医薬食品局長に_井康行内閣府大臣官房政府広報室長、健康局長に上田博三大臣官房技術総括審議官、大臣官房長に大谷泰夫雇用均等・児童家庭局長、老健局長に宮島俊彦大臣官房総括審議官をそれぞれ起用する。江利川毅事務次官、水田邦雄保険局長、外口崇医政局長らは留任する。また、社会・援護局長に阿曽沼慎司老健局長、政策統括官(社会保障担当) に間杉純大臣官房審議官が就任する。_橋直人医薬食品局長、西山正徳健康局長、中村秀一社会・援護局長らは辞職する。
| 【大臣官房長】大谷泰夫(おおたに・やすお) 氏 1976年東京大法学部卒、厚生省入省。96年年金局年金課長、2001年厚生労働省医政局総務課長、04年大臣官房審議官(年金担当) などを経て、06年雇用均等・児童家庭局長。55歳。東京都出身。
【健康局長】上田博三(うえだ・ひろぞう) 氏 大阪大医学部卒、84年厚生省入省。03年厚労省医政局医事課長、05年国立がんセンター運営局長などを経て、07年大臣官房技術総括審議官。58歳。大阪府出身。 【医薬食品局長】高井康行(たかい・やすゆき)氏 東京大法学部卒、78年厚生省入省。03年厚労省医薬食品局食品安全部企画情報課長、05年大臣官房会計課長などを経て、06年内閣府大臣官房政府広報室長。54歳。和歌山県出身。 【社会・援護局長】阿曽沼慎司(あそぬま・しんじ) 氏 74年京都大経済学部卒、厚生省入省。96年薬務局経済課長、98年健康政策局総務課長、03年厚労省医薬食品局長などを経て、06年老健局長。57歳。広島県出身。 【老健局長】宮島俊彦(みやじま・としひこ) 氏 77年東京大教養学部卒、厚生省入省。01年厚労省保険局国民健康保険課長、03年大臣官房人事課長、05年大臣官房審議官(医療保険担当) などを経て、06年大臣官房総括審議官。55歳。神奈川県出身。 |
(7/7MEDIFAXより)
