入院・外来患者数、6年連続減/舞鶴市会特別委報告
舞鶴市議会の地域医療対策・公的4病院再編調査特別委員会が6月27日あり、2007年度の公的4病院全体の診療実績が明らかになった。入院・外来患者数とも前年度を下回ったが、病院とかかりつけ医の連携の目安となる紹介率と逆紹介率はともに上昇した。
一般病床への入院患者数は23万8037人で、前年度比10.3%の減。外来患者数は同6.8%減の45万8293人。それぞれ6年連続前年度を割りこんだ。常勤医は107人で、ほぼ横ばいだった。
初診患者のうち、かかりつけ医の紹介で受診する紹介率は31.5%、症状が安定して病院からかかりつけ医に戻る逆紹介率は2.3倍の30.4%だった。
市医療政策室は「患者減で病院経営は苦しくなってきているとみられるが、病診連携は着実に進んでいる」と分析している。