京都府保険医協会とは/理事長のご挨拶

京都府保険医協会は、京都府内で保険診療を担当している保険医が自主的に加入し、活動している団体です。
「保険医」とは、国民の皆さんが、国民健康保険や共済保険、全国健康保険協会など、様々な医療保険証をもって受診するときに、その医療を担当することのできる医師のことを指します。
日本は、「国民皆保険制度」と呼ばれる医療保障制度を施行しており、医師のほとんどは、この「保険医」の資格を持って保険診療にあたっています。

当協会は、この「保険医」たちが自主的に参加して、医療保障制度をより良いものに改善していくためにさまざまな活動を行っている組織です。
私たちの活動の目標は、二つです。一つは「保険で良い医療の実現」。もう一つは「保険で良い医業経営の実現」です。
「保険で良い医療」は、文字通り、公的な医療保険で、必要な医療がきちんと受けられるようにということです。医学医療の進歩がきちんと反映され、保険適用されることはもとより、健全な保険財政のあり方なども重要です。
もう一つの「保険で良い医業経営」は、この保険診療を担当する保険医とその医療機関が、安心して保険診療にまい進できるような経済的保障を実現することを意味します。
この二つのことを同時に実現するために、制度改善を患者さんと共に国・自治体に働きかける運動や、保険医の日常の診療と経営、生活全般へのサポート事業、各種講習会、研究会などに取り組んでいます。
現在の会員医師数は約2400人で、京都府内のほとんどの診療所、病院から保険医が加入しています。

国の医療政策は、医療現場に大きな影響を与えます。特に、患者さんの一部負担金の値上げなどは、患者さんから受診の機会を奪うことになり、病気の重症化につながります。しかも、病気の重症化はかえって医療費を引き上げる結果ともなります。私たちは、患者さんの一部負担金の値上げを繰り返すような医療制度の改悪には反対しています。

誰もが安心して医療を受けられる社会―。私たちは、その実現をめざしていきます。

2016年10月
京都府保険医協会 理事長 垣田さち子

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