金融共済委員会(11/22)の開催状況  PDF

 各地区から選出の委員により、共済制度の健全・安定運営を行っています。
①休補運営分科会
 給付審査9件、加入審査1件を審査し可決しました。
②融資諮問分科会
 2件の案件を審査し可決しました。
③保険医年金分科会
 保険医年金の監事会社の大樹生命株式会社、引受会社の富国生命相互会社の担当者が出席し、22年度決算報告を行いました。概要は以下の通り。
 「年金開始前」全国決算は掛金収入額583億9580万円で対前年比93・7%となり、うち月払掛金419億6480万円で対前年比97・7%、一時払掛金164億100万円で対前年比85・3%となった。京都では月払掛金収入額は8億2370万円で対前年比95・1%、一時払掛金は3億6650万円で対前年比98・5%で、掛金合計11億9020万円、対前年比96・2%に減少した。
 全国の脱退一時金は277億4673万円で対前年比98・7%の支払いをした。京都でも8億2433万円で対前年比89・5%と支払いが減少した。
 全国の年度末加入者数は4万1658人、加入口数39万9644口となり、うち京都の加入者数は788人、加入口数8462口である。
 「年金開始後」全国年金受給者は年末に8662人、京都では368人となった。
 保険医年金は安定性・安全性・自在性に富んだ制度で、国内生保会社6社の共同受託で運営している。2022年度は0・042%の配当があり、予定利率1・158%と合わせて実績配当1・200%となった。加入者の積立金は毎年決算時に責任準備金として積み立てられ、「年金開始前」「年金開始後」の全国年末責任準備金は1兆3404億3371万円(対前年比101%)、京都では344億3686万円(対前年比98%)が確保されている。加入者への積立金通知書は10月下旬から11月初旬に幹事会社から発送された。

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