最高の接遇は笑顔で明るいあいさつから 接遇マナー研修・初級編  PDF

 協会は、「接遇マナー研修会(初級編)」を2月1日に開催。14人が参加した。講師は㈱JAPAN・SIQ協会の興梠悦子氏。協会の接遇研修は、参加者同士であいさつや所作、言葉遣いなどを確認し合う「実践形式」が毎回好評を博しており、今回も参加者から「勉強になった」「基礎を振り返ることができた」などの感想が寄せられた。以下、参加記を掲載する。

「いけてる接遇」への第一歩 かわばた内科クリニック(左京)河端 秀明

 「看護師さんと代わりますので、ちょっとお待ち下さいねー」
 「その時間はちょっと空いてないですねー」
 2022年9月の開院以来、患者さんと接する中で、「いけてない対応だなぁ」と心に引っ掛かりを感じながらも、どうすればいいか分からずモヤモヤしていたので、今回の接遇マナー研修会はまさに渡りに船でした。
 研修会では、患者さんが受ける印象に大きく関わる五つのポイント「共感の表情」「笑顔で明るいあいさつ」「立ち居振る舞い」「身だしなみ」「言葉遣い」について、実習も交えて分かりやすく教えていただきました。
 特に「笑顔で明るいあいさつ」は、お互いの心を開き、お近づきになれる最高の接遇であり、実際に普段の生活の中で自分自身がその素晴らしさを実感していることを再認識しました。朝、クリニック周りの掃除をしていると、犬の散歩をしているご婦人、ゴミ出しをするご主人、ジョギング中のお姉さんや自転車通勤中のお兄さんなど、たくさんの方が「おはようございます」と明るく笑顔であいさつをして下さいます。ご近所の方々とあいさつを交わせた朝は、何だかすがすがしく嬉しい気持ちになって、寒い日でも温かい心持ちで診療をスタートできます。こちらからも積極的にお声がけして、皆さんに朝の幸せをお裾分けしたいです。
 ちなみに冒頭の電話対応ですが、残念ながら予想通り「好ましくない言葉遣い」にラインナップされていて、早速「好ましい言葉遣い」に挑戦しています。この解答を含め接遇の基本を勉強したい方はぜひ「接遇マナー研修」を受講しましょう。すぐにお知りになりたいという方は当院にお越し下さい。最高の接遇でおもてなしいたします。

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