鞍馬寺 阿吽の虎  PDF

 奈良時代に、奈良・唐招提寺の鑑真和上の高弟・鑑禎上人が、毘沙門天を本尊として祀ったのが鞍馬寺の始まりとされています。
 本尊の毘沙門天が、「寅の月、寅の日、寅の刻」に鞍馬山にご出現されたことから、毘沙門天のお使いは虎とされ、仁王門や本殿金堂の前には阿吽の虎が座しています。
 鞍馬寺では、お使いの虎にちなんだお守りの授与や、毎年初寅の日に「初寅大祭」が行われるそうです。

「阿」の虎。本殿金堂脇に座する

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