文化企画 ギターとピアノの音色に魅了 ジャズの会 久しぶりに  PDF

 協会は「ジャズを楽しむ会」を10月23日、ホテルモントレ京都で、9人の参加を得て開催。北脇久士(ギター)、西脇敦子(ピアノ)各氏のデュオを聴き、参加者を交えたセッションもあり、秋のひとときをジャズで楽しんだ。以下に参加記を掲載する。

 昨春と今春の2回、コロナ禍の影響で開催できなかった協会主催の「ジャズを楽しむ会」がようやく10月23日に開催されました。
 今回で14回目となりますが、いつもの「ジャズを楽しむ会」とはかなり趣も装いも変わり、開催場所もライブハウスではなくホテルでの開催、さらにジャズにつきもののアルコールのみならず、飲食の提供も自粛し、サロンコンサートのような雰囲気となりましたが、感染予防策も十分配慮されており、来ていただいた会員の皆様、ご家族にとっては安全、安心な開催となったと思います。
 この会の運営に当初から携われていらっしゃる、当時副理事長の職にあられた増田道彦先生も会場にいらっしゃり、「次回は以前のような開催になりますように」と楽しんでいらっしゃるようでした。
 1部は京都、関西を中心に活躍をされているプロのミュージシャン:ギター北脇久士さんとピアノ西脇敦子さんのデュオの演奏でした。北脇さんはガットギターの指弾きによる独自の演奏スタイルで、そこから紡ぎだされる深みのある艶やかな音色、繊細さと力強さを併せ持った表現力は素晴らしく、またいつもご参加下さっていた関西ジャズ界の重鎮、ジャズギタリストの寺井豊氏に師事され、共演もされているだけあって、演奏に幅と深みがあり、聴きごたえ十分でした。西脇さんは大学時代にクラシック音楽、卒業後にボサノバ、そしてジャズに傾倒されていったという経歴で、まさにオールラウンダーで、リズミックで叙情的な演奏、特に日本の童謡曲「うさぎ」では西脇さんのさまざまな音楽背景を感じとれる素晴らしいアレンジ、プレイでした。お二人は共演歴も多く息がぴったりの演奏で、とても堪能させていただきました。
 2部はいつも多くの先生方に参加していただいていた恒例のジャムセッションでしたが、今回は新型コロナウイルス感染症のさまざまな影響もあり参加が少なく、残念でした。そんな中、私自身は参加させていただき、個人的にはとても幸せで贅沢な時間を過ごさせていただき、また素敵なご縁を得ることができました。
 大変な時期にもかかわらず、「ジャズを楽しむ会」が何とか工夫・配慮を重ねて開催していただけたことにあらためて感謝を申し上げますとともに、この会が今後も良い形で継続していけますよう祈念いたしております。
(福知山・古木 勝也)

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