20年改定の変更点など算定要件解説 在宅医療点数の説明会開く  PDF

 協会は11月11~14日、18日、28日にかけて京都市内・南部・北部で計6回、在宅医療点数の説明会を開催した。今回は、京都市内分をWEB配信併用のハイブリッド開催とし、現地48人、WEB88人総勢136人が参加した。『在宅医療点数の手引』2020年改定版をテキストに、役員・事務局が講師を務めた。南部・北部開催にあたってはそれぞれ(一社)相楽医師会、(一社)福知山医師会との共催で開催した。

 20年診療報酬改定による変更点を交えながら、各点数の算定要件を解説するとともに、行政指導で指摘されると返還の恐れもあるカルテ記載、皮膚欠損用創傷被覆材の算定方法等在宅での処置の取扱いや、要介護被保険者には常に付きまとう医療と介護の給付調整、特養ホーム等の施設入所(居)者に係る算定制限まで、知っておいてほしいポイントを解説した。
 さらに請求事例編では、10月診療分からのレセプト表示文言のコード入力の義務化で、特に在宅医療点数はレセプト記載すべき内容が多いことから、記載上の注意点を中心に解説した。
 在宅医療点数は改定のたびに項目も増え、算定要件も複雑化し、説明会では解説できなかった点も多い。不明な点は『在宅医療点数の手引』(会員価格4000円)をご参照いただくとともに、直接事務局までお電話・ファクス等で気軽にお尋ねいただきたい。
 協会は、これから在宅医療を始める医療機関等を対象に、保険講習会Cとして、初歩的な内容の講習会を3カ月に1回開催している(次回は3月17日(水)予定)。WEB併用で開催しているので、こちらもぜひご利用いただきたい。

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