公立公的病院再編統合問題などに焦点あて 病院管理職員向け「医療政策セミナー」 開く  PDF

 協会は12月11日と24日、医療政策セミナーを開催した。本セミナーは病院管理職員向けに不定期で開催するもので、今回のセミナーでは11日に地域医療構想に関連して「地域医療構想達成のためと名指しされた公的424病院問題と民間病院への波及」、24日に施設基準の届出に関連して「改定で混乱しないための改定前『様式9』総復習」をテーマに開催した。参加は両日合わせて78人だった。
 11日のセミナーでは、厚生労働省が昨年9月に「再編・統合が必要な公立・公的病院」名を公表したことを受け、どのような作業によって選択されたか等を解説。公表をさまざまな面から批判するとともに、今後、民間病院も同様に病院名の公表があり得ることを指摘した。
 また24日には、入院料の届出添付書類「様式9」の作成方法に焦点を当てることで、通常の講習会よりも時間を割いて解説。診療報酬改定を経た場合には、点数や関連通知の変更はもちろん、届出添付書類や各種様式等の変更点にも着目して対応する必要があること等を紹介した。
 協会では今後も時宜に応じたテーマで医療政策セミナーを企画するのでぜひご参加いただきたい。

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