子どもの医療費 7市町で助成拡充  PDF

 9月からの京都府の子育て支援医療費助成制度の拡充に合わせて、7市町で拡充が実施される(表)。府の拡充は3歳から15歳までの通院の月負担を3000円から1500円に軽減するというもの。今回変更のない19の市町村は、すでに中学生まで200円負担あるいは無料での上乗せ助成を行っている(一部は18歳まで)。
 月3000円負担のあった6市町のうち、亀岡市と長岡京市は中学生まで1医療機関月200円の現物給付とする。京都市・向日市・大山崎町は現物給付で、舞鶴市は償還払いでそれぞれ1500円とする。福知山市は住民税非課税世帯の中学生まで入院、通院とも自己負担をなくすこととした(グリーンペーパー8月号参照)。

京都市には続けて拡充要請

 京都市は府内で唯一府並みの制度であるため、3歳になると通院1500円の負担となる。軽減されたとはいえ、低年齢層での負担額としては全国的に見ても高額であることから、引き続き協会としても子ども医療京都ネットとしても京都市に拡充を働きかけていきたい。

表 9月実施の子育て支援医療助成の拡充
(対象) 3歳未満 就学前 小学生 中学生 18歳まで
京都市 入院 現物給付(200円負担)
通院
亀岡市 入院 現物給付(200円負担)
通院
長岡京市 入院 現物給付(200円負担)
通院
向日市 入院 現物給付(200円負担)
通院
大山崎町 入院 現物給付(200円負担)
通院
舞鶴市 入院 現物給付(200円負担)
通院 現物給付
福知山市 入院 現物給付(200円負担)
通院 現物給付(日500円負担)

3000円→200円(現物給付)
3000円→1500円(現物給付)
3000円→1500円(償還払)
住民税非課税世帯の中学生までの自己負担なし

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