病院の車いす整備・清掃ボランティア 損保ジャパン日本興亜が地域社会貢献活動  PDF

 協会の医師賠償責任保険等を引き受けている損保ジャパン日本興亜は11月10日、大島病院で車いすの整備・清掃ボランティア活動を実施した。
 AIRオートクラブ(全国の損保ジャパン日本興亜の代理店の自動車整備工場が会員の組織)京都支部とJSA中核会(全国プロ代理店組織)京都支部は地域社会貢献活動の一環として年1回、医療機関の車いすの整備・清掃のボランティアを実施。実施に際しては2010年より、協会から会員の病院に車いすと作業場所の提供をお願いしている。
 参加者30人は地階と5階の2カ所で整備と清掃を分担。自動車整備工の整備技術を生かしてブレーキやネジの調節、車輪部分の埃や髪の毛の除去など、日頃は手の届きにくい部分に手を入れることができ、作業後の車いす62台は輝きを取り戻した。
 病院からは、社会医療法人弘仁会理事・看護部長の大山清美氏より「病院や患者さんにとって車いすはとても大切なもの。特に患者さんにとっては身体の一部と言える。車いすを子細に見てもらえる今回の活動はまさに“車いすドック”。周囲の人にもこの活動の素晴らしさを伝えていきたい。活動が今後もずっと続くことを願っている」と謝意が述べられた。
 閉会に際し、損保ジャパン日本興亜京都支店長の中條太志氏からは「本日の活動によって車いすだけでなく、参加者の心も美しくなったと思う。翌月曜日にはきっと良いことがあるだろう。来年はもっと多くの人に参加していただき、さらに多くの車いすをきれいにしたい」とあいさつがあった。

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