東北被災地支援の物産展 交流かねて賑やかに  PDF

 協会は2017年度より新たな被災地支援の取り組みとして、東北被災地支援物産展の医療機関での開催を呼びかけている。この呼びかけに応じていただいた東山診療所、洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院の3医療機関で、7月29日から3日間、物産展を開催した。販売は、岩手県宮古市の「かけあしの会」。

医療機関の一隅をお借りして

 まず、7月29日に東山診療所で開催された「東山平和まつり」で物産展を開催。講演を中心としたまつりの前後で参加者に物産展をPR。参加者のほとんどが覗いてゆき、どう調理すればいいのかわからない海藻類への質問などが飛び交っていた。また、震災直後にボランティアで被災地入りした人たちもおり、当時の話や現在の被災地の状況などについて尋ねていた。
 続く31日には洛西ニュータウン病院で、8月1日には亀岡シミズ病院で開催。両病院とも外来時間中に受付ロビーなどで物産展を開催した。患者さんをはじめ、医療機関スタッフも多く来店し、大盛況となった。ここでも現在の被災地について尋ねる人が多く、販売もそこそこに宮古市、あるいは東北全体の現状について話し込む姿が印象的だった。
 また、洛西ニュータウン病院では、洛西ニュータウンを発信基地とするコミュニティセンターの洛西ケーブルビジョンが、医療機関での被災地支援の取組み紹介として取材に訪れた。
 購買者からは「被災地の現状が聞けてよかった」「岩手までは行けないけれど、物産展等で支援できるのは嬉しい」「また開催してほしい」などの声が寄せられた。
 協会は、10月にも協力医療機関を得て物産展を開催する予定だが、引き続き開催協力を呼びかけている。ご協力いただける場合は、協会事務局までご連絡いただきたい。

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