新年度にあたって 総務部会  PDF

困ったときなど何でも相談できる「会員のための協会」更なる発展を

 6月に副理事長に就任してはや2カ月となった。総務部会の大きな仕事としての定期総会を7月30日に開催し、多くの代議員、会員のご参加のもと無事終了することができた。
 総会終了後の講演会、懇親会にも多くの会員や家族・従事者の方々にご参加いただき、大過なく終えることができた。これもひとえに理事、事務局の皆さんのご協力の賜物と感謝申し上げる。
 来年は診療報酬と介護報酬の同時改定が行われるが、国は社会保障費の削減を強力に推し進めようとしている。我々は保険医として国のこうした動きに対峙しなければならない。そのために多くの医師が結集し、国政、あるいは自治体に声を届けることが必要で、ここにこそ保険医協会の役割があると考える。協会の会員数は8月末現在2366人で、ここ数年会員数は減少してきている。協会の喫緊の課題として会員の増加を目指した組織対策が必要である。その一つとして、新たに共済制度利用勤務医会員枠を創設した。勤務医師にもぜひ協会に加入していただきたい。協会では開業資金をはじめとして、各部会との連携で、総合的な開業のお手伝いに努めている。また、開業後には各種共済制度の利用の呼びかけ、保険請求の疑問や審査・指導・監査への対策などにも親身になってお答えし、訪問活動や開業後の医業経営安定化のお手伝いをしている。
 また、地区医師会との懇談会、地区医師会長との懇談会、コミュニケーション委員会等を通じて意見を交換し合い、地区医師会との連携を図っていく。そこで出された意見や要望は集約整理し、理事会に報告の上、活動に資し、その具体化を検討する。
 保団連・近畿ブロック協会および他協会との連携を密にし、会員の声が国民、行政に届き、反映されるよう連携強化を図っていく。
 その他にも文化活動として、ハイキング、音楽鑑賞、ワインや日本酒講座などにも精力的に取り組み、協会を身近に感じてもらい、より多くの会員にご参加いただき、会員の声を聞かせていただければと思う。
 垣田理事長のもと会員のための協会、困ったときの協会、何でも相談できる協会を目指して頑張っていきたい。
 ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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