診察室の必需品 工夫しだいでなんでも使えます! 伝 俊秋(左京)  PDF

洗濯機用延長排水ホース
(1m・約400円)
難聴者との会話に使います。大声を出すのは大変です。このホースの各端を話者の口と難聴者の耳にあてます。小さい声で話しても、大きく聞こえます。コツは、ゆっくりとはっきり「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」で話すことです。早口だと難聴者の耳にこもり、よくわからないようです。訪問診療先でも使えます。気に入ればご家族にプレゼントして、家で使ってもらっています。家の中で静かに会話できるようになり、難聴者(患者さん)も明るくなったり、お孫さんとの会話も弾んでいるようです。軽くて便利です。3mホースもあり、中には、テレビの音声を聞くのに使っている患者さんもいます。

フライパン用シリコンターナー
(100円均一にあります)
独居老人が1人で肩・背中に湿布を貼るのに便利です。このターナーに湿布の端をつけてぶらさげ、患部にもっていき貼ってもらいます。そして、軽くトントンとたたくとしっかり貼れます。湿布がしわになることもありません。外用薬もこれにつけて塗れます。
どちらも安くて有用ですので、全国の病院、医院に広めたいです。すでに「いいですね」と、導入を検討されている病院、老健施設、通所施設もあります。もちろん各家庭でも使えます。ぜひ一度お試しください!
ホースは電気屋にはありません。
ホームセンターにあります

つとう医院で実演してもらいました!
片端を口に、片端を患者さんの耳もとに。大きな声を出さなくてもよく聞こえます

つとう医院で実演してもらいました!
ターナー(フライ返し)の端に湿布を少しだけ貼り付け、患部に置いた後に引き抜きます。これも簡単ですよ

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