金融共済委員会(11/19)の開催状況  PDF

各地区から選出の委員により、共済制度の健全・安定運営を行っています。
①休補運営分科会
 給付審査3件、加入審査2件を審査し可決しました。
②融資諮問分科会
 今回は案件なし。
③保険医年金分科会
 保険医年金の幹事会社の大樹生命株式会社、引受会社の第一生命保険株式会社の担当者が出席し、24年度決算報告を行いました。概要は以下の通り。
 「年金開始前」全国決算は掛金収入額498億1127万円で対前年比91.7%。うち月払掛金は383億8177万円で対前年比94.7%。一時払掛金は113億3750万円で対前年比82.5%となった。京都の月払掛金収入額は7億3056万円で、対前年比92.2%。一時払掛金は1億7500万円で対前年比63.8%となり、掛金合計9億556万円、対前年比84.9%に減少した。
 全国の脱退一時金は433億7078万円で対前年比118.1%の支払いとなった。京都でも10億7877万円で対前年比105%と支払いが増加した。
 全国の年度末加入者数は3万8994人、加入口数36万7210口となり、うち京都の加入者数は707人、加入口数7484口である。
 「年金開始後」全国年金受給者は年度末時点で9010人、京都では352人となった。
 保険医年金は安定性・安全性・自在性に富んだ制度で、国内生保会社6社の共同受託で運営している。2024年度は実績配当1.314%となった。加入者の積立金は毎年決算時に責任準備金として積み立てられ、「年金開始前」「年金開始後」の全国年末責任準備金は1兆3201億1179万円(対前年比98.8%)、京都では322億9347万円(対前年比96.6%)が確保されている。加入者への積立金通知書は10月下旬から11月初旬に大樹生命から発送された。

ページの先頭へ