協会は10月1日、資産形成をテーマにお手軽ウェブセミナーを開催した。講師はファイナンシャルプランナーの阪本佳祐氏。参加者は4人。
阪本氏は目的を分けて資産を整理することが肝要と説明。「短期、中期、長期の時間軸でお金を種類分けし、住宅費・光熱費・食費などの流動資金(短期)は預貯金に。使途時期が決まっている住宅のリフォーム、車の買替資金、海外旅行資金などの安全性資金(中期)は積立定期預金や個人向け国債に。使途時期が明確でない退職後の生活資金やいざという時の備えは収益性資金(長期)として、変額保険やNISA・iDeCo に振り分けてはどうか」と提案した。
また「健康」も資産形成のためには重要と説明。「健康で仕事を継続できることで資産形成も継続できる」と述べ、お金の置き場所を時間軸で考えること、将来のためにはお金も健康も大切であること、投資は比較的リスクの低い投資信託から始めてみてはどうかととまとめた。
最後に、現在の生命保険などの保障額の見直し方法や老後資産の準備方法など、実際に寄せられた個別相談内容を紹介。考え方のポイントを解説した。







