協会は2月19日に府南部の病院向けに奈良県コンベンションセンターにて、27日には府北部の病院向けに市立福知山市民病院にて「適時調査対策・施設基準管理の実際」と題して施設基準管理セミナーを開催。両日併せて、27病院・1診療所から63人が参加した。府南部向けは奈良県保険医協会と共催、府北部向けは市立福知山市民病院の協力を得て開催した。
本セミナーでは、協会事務局が保団連発行『届出医療等の活用と留意点』をサブテキストにオリジナルの資料で解説した。施設基準要件の確認のため実施される適時調査は、コロナ禍を経て22年度から再開。適時調査ではさまざまな改善指示が行われるが、最も大きな問題は自主返還である。特に返還事項を引き起こしやすいのは、施設基準のうち人員基準や、数値により規定された施設基準の不適合等であるとし、適時調査の進められ方や特徴、誤りやすいポイント等を具体的な内容を紹介するなどした。
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