総会アンケートを受けて
定期総会(7月28日開催)で実施した「今次診療報酬改定で『痛かった』こと」に関するアンケート結果を受けて、協会は9月12日、「24年度診療報酬の再改定および不合理是正に関する改善要望書」を厚労省三役、衆参厚労委員、中医協会長、全委員に送付。要望は以下9項目。
医療従事者の給与引き上げ、処遇改善のための初・再診料の大幅引き上げ
生活習慣病管理料( )( )の不合理是正
特処1(18点)復活、従来の2の引き下げ撤回
薬剤情報提供料、処方箋料の引き下げ撤回
緊急往診加算等の患者要件撤廃
在医総管・施設総管、眼底三次元画像解析、細隙灯顕微鏡検査(前眼部および後眼部)、通院・在宅精神療法の「ハ」の「30分未満」と20歳未満加算、人工腎臓、耳垢塞栓除去、トリガーポイント注射の引き下げ撤回
「重症度、医療・看護必要度」の評価法の見直し、平均在院日数短縮は2年以上の経過措置
COVID 19の抗原検査、PCR検査の出来高算定(検査料包括の入院料、医学管理料の包括外に)
「長期収載医薬品の選定療養化」の中止。選定療養適用外となる生活保護受給者への政府・自治体の責任による分かりやすい説明
お詫びと訂正
本紙第3177号2面に掲載した先述のアンケートの数値に誤りがありました。正しい結果は本号付録『グリーンペーパー 337』に掲載しています。