自身を振り返り、後輩への指導を学ぶ 接遇マナー研修(中級)を開催  PDF

 協会は、中級・接遇マナー研修を9月14日に開催。12医療機関15人が参加した。講師は㈱JAPAN・SIQ協会の谷洋子氏。前半は「医療接遇≪初級≫の振り返り」、後半は「部下後輩への指導の仕方」の内容で研修した。参加者はペアになってロールプレイング(実践練習)などに熱心に取り組んだ。以下、参加記を掲載する。

再確認した「毎日の何気ない行動」「みんなで情報共有」
くろだクリニック(相楽)
辻村 美和

 今回、接遇マナー研修会(中級コース)に参加する機会をいただき、誠にありがとうございました。私の職種はクリニックの受付事務です。これまでしてきた接遇対応が本当に良かったのか、あらためて学ぶことができました。数あるクリニックから当院を選んでいただいた患者さんに対して、最初の受付対応の1秒から10秒で第一印象が決まること、患者さんの立場になって話を聞き、寄り添った対応ができるか、毎日の何気ない行動を気をつけることがとても大切と再認識できました。
 谷先生の基本を振り返りながらの研修内容の中で、一番印象に残ったのは情報の共有です。自分一人だけが知っていればいいことではなく、その時に必要な情報はスタッフに伝え、みんなで共有することで、スムーズで適切な対応ができることです。
 後輩への指導の仕方、コミュニケーションのポイントも学びました。言葉、態度、表情の3点セットでコミュニケーションがとれているか。まずは見本となってできるようにしたいと思います。今回の研修を基にこれからは、後輩への指導、スタッフ全員で接遇対応に気をつけながら、受付はクリニックの顔と意識して、今まで以上に心地よいクリニックを作っていけるように頑張ります。このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
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 次回の接遇研修は、〈初級〉を2024年2月頃開催予定です。ベテランスタッフや医師の受講も歓迎です。

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