●応募形式は自由(体験記は公開予定)
体験記をまとめ、「新型コロナウイルス感染症 記録集」を製作予定です。
詳細は、本紙に同封のチラシをご覧下さい。
【第1次 原稿締切】6月30日
【応募方法】メール・FAX・郵送・持参
あの苦しかった体験を忘れず、風化させない
新型コロナウイルス感染症が発生し、3年半が経ちました。あの大変で苦しかった体験や思いは、今ではあやふやになり忘れがちです。一体、新型コロナとは何だったのか? 再び新たな感染症に襲われれば、どう対処すべきなのか? 新型コロナはまだ終息していませんが、ここで立ち止まり中間総括することは、将来同じことが繰り返されないために、必要ではないでしょうか。
真理は細部に宿る
政府は将来に備えた対策として、感染症法改正を打ち出しました。
しかし、病院や診療所を強制動員するだけのもので、果たして政策と言えるでしょうか。コロナ禍の医療現場の第一線で具体的に何が起こっていたのか、なるべく多くの事例を検証して対策を立てなければ実効性はありません。細部に目を配ってこそ、真に有効な対策の立案になります。
キーワードは「目詰まり」「逼迫」「余裕のなさ」
どんなに立派に見える制度を作っても、実際にどこかで目詰まりを起こせば上手くいきません。これは、これまでの政府の対策で度々指摘されてきたことです。感染拡大の波が来る度、たちまち医療逼迫を引き起こしました。制度と実態の矛盾が集中するのが現場です。その時何が問題となり、どう回避し対応したか、それぞれの経験を共有することが大切です。
理事長 鈴木 卓