保険医年金は、1968(昭和43)年に発足し、2023年5月に創設55周年を迎える。開業医の公的保障が少ない時代、安心した老後の保障を望む京都の会員の声から発足し、その後全国へ展開。現在では、全国の協会・医会の会員(開業医・勤務医)が加入できる私的年金制度となった。55周年を迎えるにあたり、協会は全国保険医団体連合会の森明彦共済部長と座談会を開催した。
座談会では、発足に至るまでの苦労や制度維持の努力を振り返り、銀行の定期預金や投資とは異なる医師のための制度の良さをもっとアピールできないかと課題を指摘。保険医年金は、毎月1口1万円から積み立てられる手軽さと1・17%の利率で中長期的に着実に積み立てができる制度である。先を見通しにくい今こそ、保険医の声に寄り添った保険医年金をより多くの会員に利用してほしいと語り合った。(関連2面)
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前半期普及は、4月1日から6月20日まで。新規加入だけでなく、ぜひ増口もご検討いただきたい。パンフレットは本紙3月25日号に同封予定。(関連8面)
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