ある朝、「新型コロナウイルス感染症蔓延終息！」との声で目が覚めた▼えっ、本当ですか？このところ毎週、新規感染患者数がどんどん減る一方でしたから、実効再生産数（Ｒｔ）も1より小さくなって、第7波もこれで収束ですよ。それに、19年12月1日に武漢で第1号患者が発症して、瞬く間にパンデミックになりもうすぐ3年です。ウイルスもホモ・サピエンスの身体とも仲良く馴染み始めてましょうから、来月一杯、まあ今年一杯ではないですか！　ある日の新聞記事でも、1359人感染して6人死亡で致死率は0・44％と急激な死亡率の上昇にはなりません、との心の声▼ちなみに、「令和3年簡易生命表」を見ても平均寿命は、男性81・47年女性87・57年、前年に比し、僅かに男性0・23年女性0・27年の減少で、各年代での平均余命もその減少は、男性0・01～0・23年、女性0・05～0・20年で、しかし、女性99～105歳では、むしろ0・00～0・19年の増加である。20年にイタリア・フランス・スペインなどで、平均寿命が大きく減少したが、翌21年には、やや回復しており、我が国も来年はまた、一部回復が見込めよう▼しかし、油断大敵！コロナ終息後がどうなるか？　終息後にはどうするか？もまだまだ大切。来年は早々、さらによき初夢を見たいものである。（卯蛍）