環境対策委員会(京都府保険医協会 京都府歯科保険医協会)
NO2濃度は年々減少傾向も依然続く府内の汚染
はじめに
コロナ禍の中、二酸化窒素(NO2)濃度測定カプセル調査にご協力いただき、ありがとうございました。
京都府保険医協会環境対策委員会は01年以来、大気汚染物質の一つNO2測定を京都府内でこれまで17回続けてきました。これまでの調査結果からは、京都府内のNO2による大気汚染は、経年的に減少傾向にありますが、依然として汚染は続いています。NO2の寿命は数日と短いですが、一方CO2は5~100年(多くの説があります)と長く、年々蓄積され、地球温暖化に大きな影響を及ぼしています。
測定方法・基準
これまで調査にご協力いただいた会員の方を対象に、プラスチックカプセル(天谷式NO2簡易測定カプセル)を指定測定日前に郵送しました。このカプセルを指定測定日に、原則玄関先、あるいは近辺道路に、地上から1.5mの高さに粘着テープで取り付け、24時間大気にさらした後回収し、協会へ返送してもらいました。
測定日は大気汚染全国一斉測定日(年2回、6月と12月の第1木~金曜日24時間)に合わせ、21年12月2日(木)原則午後6時から12月3日(金)午後6時までの24時間、測定者の考えた適切な場所に取り付けてもらいました。当日の天候は晴れ、比較的温度は高く、京都市で最高温度13.3℃、最低温度3.3℃でした。
測定基準は例年通り、国の定めた環境基準値(1978年)41~61ppbに準じて、20ppb以下を“きれい”、21~40ppbを“少し汚れている”、41~60ppbを“汚れている”、61ppb以上を“大変汚れている”に分類しました。京都市は当面の環境基準を40ppb以下としています。
測定結果
配布カプセル数は1071個(医科775個、歯科184個、定点112個)、回収715個(医科500個、歯科112個、定点103個)、回収率67%(医科65%、歯科61%、定点92%)でした。問題があるサンプル数は132個あり、583個を分析しました。
大気中のNO2濃度は天候や空間・地形に依存し、晴れや無風の日には測定値は比較的高く、雨や風の強い日には低く出ます。また狭まった空間や地形(特に盆地)ほど拡散されにくいため高い値が、広い空間ほど低い値が出ます。
21年度NO2測定データ集計一覧は表1に示します。
京都市内の各区の「平均値」は高い順に、伏見区・山科区が25ppb、次いで南区24ppb、東山区23ppb、上京区・西京区22ppb、中京区・下京区・右京区21ppb、北区・左京区19ppbとなっています。京都市以外の府内では、八幡市29ppb、久世郡27ppb、長岡京市・京田辺市23ppb、向日市22ppb、乙訓郡・宇治市・城陽市21ppb、木津川市・相楽郡・綾部市20ppb、亀岡市・舞鶴市18ppb、綴喜郡17ppb、宮津市14ppb、京丹後市12ppb、与謝郡10ppbでした。今回は京都市各区、京都市以外の府内各地域は“汚れている”地域はなく、“少し汚れている”か“きれい”に属しました。
ワースト10は表2に示しました。61ppb以上の“大変汚れている”地点はありませんでした。“汚れている”地点は伏見区に2カ所、右京区に1カ所ありました。“きれい”の最低値7ppbを示した地点は3カ所でした。
過去16回、18年間のNO2濃度平均値年次推移(図1)を見ますと、前回(19年)と比べ、高めの値が出ています。コロナ禍で産業活動や交通量が低下しているのにかかわらず、高めの値だったのは天候が関係していると思われます。測定開始の頃と現在を比較すると、NO2濃度は全体的に低下傾向を示し、高い地域と低い地域の濃度差は縮まっています。日本全国のNO2濃度も年々低下していることから、大気汚染は全体的に減少してきましたが、道路の建設や整備で府内全体に広がったことを示しています。会員以外の測定点、横大路付近で41ppbを超える“汚れている”地点は1カ所でした。
考察
WHO(世界保健機関)は、世界人口の90%が大気汚染の影響を受け、世界で毎年700万人が死亡していると報告しています。大気汚染はこれまで認識されていたより生命や健康に与える影響が大きく、呼吸器、循環器、脳神経など各臓器の疾患の発生と病態形成に関係しています。全ての死亡の危険因子の第4位に大気汚染を挙げていて、大気中のPM2.5やNO2に関して、21年9月よりPM2.5の1年平均値を3ppb(日本基準15ppb)へ、NO2の1年平均値を6ppb(日本基準は1日平均値のみ40~60ppb)に引き下げました。大気汚染物質のレベルと現在パンデミック中のCOVID-19抗体陽性率・患者・死亡数は相関するとの海外の報告も出ています。
[二酸化窒素(NO2)]
NO2は石油などの燃料や空気中の窒素が酸素とともに燃焼する結果生成されます。この燃焼過程では、NOが生成され、その後大気中でNO2となります。発生源としては工場・事業所で使うボイラーなどの固定発生源と自動車・船・飛行機などの移動発生源があります。NO2の発生源の約30%は自動車由来とされています。以前は、もっと割合が高かったのですが、自動車の台数の減少、燃費改善、排ガス規制の強化、ハイブリット・電気自動車の普及などで自動車由来のNO2量は低下しました。
NO2の人体への影響は、吸入したNO2の濃度と吸入時間に依存します。高濃度の場合、吸入直後は無症状ですが、数時間後に咳嗽、発熱などの症状が始まり、急速に肺水腫へと進行します。また、数週間の潜伏期を経て、線維性閉塞性細気管支炎を発症する可能性があります。低濃度で、NO2長期暴露の場合、NO2濃度と喘息の発症率は相関関係にあります。NO2自体は無機化合物のため喘息の抗原物質とはなりにくいですが、気道の線毛を脱落させ、アレルゲン作用を増強させます。また、Tリンパ球やBリンパ球の増強に関係し、一旦患った喘息をさらに悪化させます。
[PM2.5]
大気中に浮遊する粒子状物質(SPM)で、粒子直径が2.5ミクロン以下のものをPM2.5(Particulate Matter2.5)と呼んでいます。PM2.5については曇る都市ガスで有名ですが、タバコの煙もPM2.5です。環境省の基準では年平均(長期基準)で1m3当り15μg以下、1日平均(短期基準)で同35μg以下としています。このPM2.5の中にディーゼル排ガス(DEP)が含まれていて、DEP濃度はNO2濃度と正の相関関係にあるとされています。DEP中には、非常に有害な発がん物質やダイオキシンなど、さまざまな毒性の強い有機化合物がたくさん含まれています。これまでの研究成果や動物実験などから、DEPを吸い込むことで肺の奥深く、血管にまで入り込み、喘息、気管支炎、肺がん、花粉症、心疾患、食物アレルギー、自己免疫疾患などを発症させ、死亡リスクを高めるとされています。
[二酸化炭素(CO2)]
CO2は大気中に0.03~0.04%存在する無色・無臭の気体で、水に溶けて弱酸性を示します(炭酸水)。生物の呼吸や火山の噴火、炭素や有機物の燃焼により大気中に放出され、植物の光合成により消費されます。工業的には石灰石の加水分解により、消化器、ドライアイスの製造のほか、広く化学工業で用いられています。人体への影響では二酸化炭素中毒として、空気中のCO2濃度が3~4%を超えると頭痛やめまい、吐き気がします。7%を超えると意識を失い、意識を失った状態が続くと麻酔作用によって呼吸が停止し死に至るとされています。コロナ禍でCO2濃度は室内換気基準にも用いられています。
大気中に放出されたCO2は、赤外線に強い吸収帯を持つため、太陽からの赤外線を吸収し、再び放出して、地表面および地表面付近の大気を暖めることで、いわゆる温室効果ガスとして働きます。温室効果ガスには、CO2(1倍)のほかメタン(25倍)、一酸化二窒素(N2O)(298倍)フッ素化合物(数千~2万倍)がありますが、CO2は総排出量の4分の3以上を占め、地球温暖化の最大の原因とされます。大気中に放出されたCO2の約40%が残留し、残りは海洋や陸域生物圏で吸収されます。人間活動で大気中に放出されたCO2の約半分は数十年で大気から取り除かれますが、残りの15~40%は100年後も大気に存在するとされ、産業革命以来大気に蓄積されたCO2が地球温暖化の主要な原因となりました。
[自動車]
大気中に放出されるCO2濃度はNO2濃度と正の相関関係にあります。かつて大気汚染のNO2の排出源の主役は自動車で60~70%を占めていましたが、総量の減少とともに前述した種々の要因により、現在は30%前後に落ち着いています。20年の日本のCO2排出量は10億4400万トンで、運輸部門(自動車)は1億8500万トンでした。日本で排出された温室効果ガスの17.7%を自動車が、その中でも乗用車が45%を占めています。世界の自動車メーカーは化石車(ディーゼル、ガソリン車)からCO2を排出しない自動車のEV化(電気自動車)に舵を切りつつあります。長距離走行のため大容量バッテリーを搭載したEV車は、充電に電気が必要とされ、バッテリーにリチウムやコバルトなどのレアメタルが必要となります。しかし、「実際、電気自動車の生産、その原料の採掘でも石油燃料が使用され、CO2は排出される。さらには電気自動車のせいで増大する電力消費量を補うために、ますます多くの太陽光パネルや風力発電の設置が必要となり、そのために資源が採掘され発電装置の製造でさらなるCO2が排出される。もちろん環境も破壊される。…先進国における気候変動対策のために、石油の代わりに別の限りある資源が、グローバル・サウスでよりいっそう激しく採掘・収奪されるようになっているに過ぎない。…水質汚染や農作物汚染といった環境破壊、そして景観破壊を引き起こしているのは言うまでもない」と斉藤幸平氏は指摘しています。気候危機が到来し、持続可能な地球環境を維持するために、今こそ1970年代に宇沢弘文教授が著した「自動車の社会的費用」を再読し、ヒト・モノの移動手段の一つ自動車の功罪について再考する時代とも言えます(写真)。
[COP26について]
21年10月31日から、英グラスゴーで196カ国+欧州連合の参加でCOP26が開催されました。COP26の焦点は「産業革命前からの世界気温上昇を1.5度に抑えられるか」という「1.5度目標」の共有と「2030年日程の見直し」「脱石炭」でした。
温室効果ガスの蓄積(特にCO2)により、産業革命前に比べて現在、地球の平均気温は約1.1度上昇しました。18世紀産業革命以来、石炭や石油などの化石燃料を燃やして、たくさんのエネルギーを得てきた結果、大気中に排出されるCO2が急速に増加し、地球温暖化を進めました。このままの経済活動を続けた場合には、21世紀末には4℃前後の気温上昇が予測され、取り返しのつかない状況が生まれます。現状のままでは10年後に地球の平均気温は2.4℃上昇します。できれば「1.5℃以下」にという15年に採択された「パリ協定」に向かって世界各国が対策を具体化することが課せられています。そのためには、世界のCO2排出量を10年比で45%削減、50年までに実質0にする必要があります。
会場では交渉は難航し、途上国が求めてきた温暖化に起因する海面上昇や干ばつでの被害に対する新たな資金援助の枠組みは先送りされました。「1.5℃目標」は「1.5℃増に抑える努力の追求」となり、「脱石炭」は石炭火力の「段階的廃止」に弱められました。そして各国の30年までの排出削減目標を「来年末までに必要に応じて検証し、さらに強化」するよう要請されました。何度も「合意」が先送りされましたが、「1.5℃目標」の確認は大きなことと言えます。来年のエジプトでのCOP27の交渉が期待されます。
[脱炭素社会実現に向けて]
地球温暖化を防止するためには、温室効果ガスの排出を止めることであり、そのためには「脱炭素社会」にすることです。特にCO2を多く排出する化石燃料の使用をできる限り控えることです。同時に持続可能な地球環境の実現には、再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電、バイオマス・エネルギーなど)社会に転換することです。それも、大企業が設置するメガソーラーや風力発電のようなものではなく、市民主導型で、多くの地域住民や地域事業者が自治体や地元金融機関等の支援を受けながら、市民からも資金を調達し、地元で発電し消費するといった地域分散型のエネルギー産業が必要です。低炭素で持続可能な社会の実現に向けて、「国際」「国内」「地域」「家庭」という異なる分野でさまざまな活動を行うことが大切です。
他方、22年にEUの欧州委員会が一定の条件のもとで原発を地球温暖化対策に役立つエネルギーと位置づけました。しかし、脱原発を進めるドイツやオーストリアなど4カ国が反対を表明。日本でもこの方針を歓迎する向きがありますが、福島原発事故を経験したように、原発事故が起きれば生活への打撃は極めて大きく、環境にも甚大な影響を与えます。地震や火山が多く、台風も常襲する日本と欧州とを同一に議論するのは危険であり、原発回帰に結びつけるのは早計です。
世界の先進国は30年までにCO2削減目標をEUは55%減(1990年比)英国は68%以上減(90年比)、ドイツ65%減(90年比)、米国50~52%減(05年比)と最低でも50%以上減を定めています。一方日本は、COP26にも提案した第6次エネルギー基本計画で、46%減(13年比)(90年比では40%減)と先進国として恥ずかしい目標です。さらに、電源構成では再エネ36~38%、原子力発電20~22%、石炭19%、LNG20%、その他2%としていて、危険な原子力発電、CO2排出量の多い石炭火力を両者で約40%も残す問題が多い構成です。もっともCOP26では2回も不名誉な「化石賞」を与えられました。
岸田首相はCOP26でアンモニア計画を演説しましたが、脱炭素化の削減には効果が少なく、建設困難で間に合いません。政府は、原発事故の被害については3.11の東日本大震災で学んだはずです。原発・石炭火力の廃止、再生可能エネルギーの急速拡大(財政援助)を日本政府に迫ることが大切です。
[京都]
大気汚染、地球温暖化問題とともに、コロナ以前には年間5000万人を超える内外の観光客が訪れていた京都にとって、大きな環境問題の一つに「観光」があります。持続可能な「観光都市」を目指すには是非克服しなければならない課題があります。
コロナ禍以前、京都市はいわゆるオーバーツーリズムの状態でした。観光公害が観光地の混雑やそれに伴う数々の表面的な「迷惑行為」(現象)を指しているのに対し、オーバーツーリズムは地域の適正量を超えて環境資源を荒廃させる「過剰観光」(原因)を意味する、より本質的な言葉と考えると広原盛明氏は述べています。京都市はポストコロナを見据えて、14年10月から20年度末までの期間での「京都観光振興計画2020」および「京都市MICE戦略」を発表しました。それによりますと、「再来訪意向」を日本人、外国人とも80%以上を目指す。外国人宿泊数年間300万人を目指す。京都の観光消費額1兆円を目指す。コンベンション開催件数世界35位を目指す。外国人比率国内1位を目指す。
20年に想定したホテルの客室4万室は、小学校跡地に四つのホテルで建設許可、京都市内5㎞四方には大中小の宿泊施設が密集・乱立で、21年には6万室を超えるに至っています。最近では、「イベント集客観光行政」から、稼ぐ「宿泊・囲い込み観光行政」へ方針転換、中でも富裕層をターゲットに消費単位を上げることに重きを置いています。そのためホテル誘致・客室増が京都市の観光行政の最大の課題となっています。私たちは、内外の誰もが気軽に訪れることができ、「来てよし、住んでよし」の観光客と市民の双方にとって良好な関係が保つことができる「持続可能な観光都市」を望んでいます。そして、オーバーツーリズムへの対策を講じ、京都市のみならず京都府全体の景観保全、環境破壊を食い止め、地域のまちづくり、防災と合わせた観光行政を府・市に迫っていきたいと思っています。
おわりに
2021年には大阪市立大学准教授の斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』が話題となりました。氏は、人類の経済活動が地球に与えた影響が余りに大きいため、地質学的に見て、地球が新たな年代に突入したとして「人新世」という言葉が出現した。産業革命以後、人類が消費するエネルギーは飛躍的に増大し、その結果大気中のCO2の大量蓄積により地球温暖化を招き、今や人類文明の存亡の危機に直面している。「人新世」は現在のグローバル資本主義の暴走が引き起こしたものと言えるだろう。富の偏在、格差拡大、気候危機は資本主義の限界を示している。それを克服するのが脱成長と生産者たちの生産手段を、共同で管理・運営する社会のことだとしています。また、スウェーデンの若き環境活動家グレタさんの19年9月の国連気候サミットでのスピーチ「多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。すべての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのに、あなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか…」。
私たちは、決して明るくないこれからの未来を迎える10代、20代の若者の声に、素直に耳を傾け、協力し合い、今後の行動を起こさねばならないと思います。
これまでのご協力に改めて感謝申し上げますととともに、今後もご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
(環境対策委員・山本昭郎)
参考文献:「都市大気中の二酸化炭素濃度について―二酸化炭素濃度と窒素酸化物濃度等の関連性について」立野英嗣ら著(札幌市衛生研究所年報24)/『PM2.5、危惧される健康への影響』嵯峨井勝著(本の泉社、2014)/『自動車の社会的費用』宇沢弘文著(岩波新書、1974)/「異常気象と地球温暖化―未来に何が待っているか」鬼頭昭雄著(岩波書店、2015)/「門川市政の原罪、オーバーホテル問題」広原盛明著(ねっとわーく京都、2019.12)/『人新世の「資本論」』斎藤幸平著(集英社新書、2020)
大量生産電気自動車(EV)が地球温暖化防止にどれぐらい寄与するのでしょうか
表 1 2021年度NO2測定データ集計一覧
※白抜き文字は、京都市基準超(41ppb以上)、空白は、該当サンプルなし
郡市区 集約数 サンプル数 平均値(ppb) *家の中を除く 平均値(ppb) 除外 最高値 *家の中を除く 最低値 *家の中を除く
幹線道路 数 その他の道路 数 道路以外 数 2階以上 数 家の中 数
北区 33 28 19 20 7 20 13 16 4 19 4 21 5 11 28 7
上京区 22 22 22 21 7 23 13 23 1 22 1 5 31 16
中京区 33 27 21 24 11 21 11 28 1 14 4 15 4 10 32 12
下京区 33 29 21 24 9 21 17 16 3 13 4 12 30 7
南区 22 21 24 27 6 22 10 23 2 25 3 12 1 5 39 12
左京区 43 40 19 20 12 18 19 16 4 25 5 18 3 13 67 10
右京区 24 23 21 26 5 19 15 18 3 12 1 4 41 12
西京区 27 27 22 22 6 22 19 20 2 6 30 12
東山区 5 4 23 26 2 19 2 22 1 1 31 16
山科区 16 16 25 27 1 23 12 32 1 28 2 5 35 10
伏見区 42 39 25 39 3 24 29 26 6 24 1 15 3 17 49 12
長岡京市 11 10 23 26 5 21 4 19 1 12 1 5 37 12
向日市 5 4 22 22 1 21 2 23 1 16 1 4 24 16
乙訓郡 1 1 21 21 1 1 21 21
宇治市 31 29 21 22 4 21 23 21 2 16 2 2 30 7
城陽市 16 16 21 25 3 18 11 33 2 4 39 14
久世郡 4 4 27 37 1 24 3 37 22
八幡市 4 4 29 29 4 1 34 24
京田辺市 17 14 23 23 9 22 3 25 2 19 3 1 30 10
綴喜郡 2 2 17 17 2 17 16
木津川市 13 13 20 20 5 19 4 21 3 22 1 2 27 16
相楽郡 6 6 20 17 1 18 4 27 1 3 27 17
亀岡市 16 16 18 18 3 18 11 17 2 3 22 14
南丹市 8 7 15 14 1 15 3 14 3 10 1 4 22 7
船井郡
綾部市 3 3 20 24 2 14 1 3 26 14
福知山市 14 14 16 16 14 4 24 14
舞鶴市 17 17 18 21 5 17 11 14 1 2 27 14
宮津市 2 1 14 14 1 10 1 14 10
与謝郡 1 1 10 10 1 1 10 10
京丹後市 6 5 12 12 1 12 2 19 1 7 1 10 1 2 19 7
合 計 477 443 101 271 40 31 32 131
表2 ワースト10(「家の中」は除く)
順位 ppb 場所
1 49 京都市伏見区下鳥羽広長町
2 44 京都市伏見区下鳥羽広長町
3 41 京都市右京区西院平町
4 39 京都市南区久世殿城町
4 39 京都市伏見区竹田七瀬川町
4 39 城陽市平川山道
7 37 長岡京市開田2丁目
7 37 久世郡久御山町佐山西ノ口
9 36 京都市伏見区桃山町中島町
10 35 京都市山科区大宅五反畑町
図1 NO2濃度平均値年次推移