インフルエンザワクチンの供給について
実施時期=2021年11月5日~10日
対象者=代議員87人 回収数=43(回収率50%)
7割が「希望に応えられていない」
10月末の時点で供給見込量の約65%にとどまっていることから、例年並みに確保できているかとの質問に、「いいえ」が81%となった(図1)。
現時点での接種状況については、70%が「希望者の全てに応えられていない」とし、「特に不都合はない」の26%を大きく上回っている(図2)。
さらに53%が対応等で「困っている」と回答(図3)。困っている事例として、「希望に応えられないこと」「問合せ件数が多く事務負担が大きい」「他院で予約が取れないため毎日のように問い合わせがある」「断るための説明に時間をとられる」「高圧的に予約を迫られたり、怒られたりする」が挙げられた。
国への意見では、「ワクチン供給不十分の理由について国民全体に十分な説明を行うよう求められたい」「製造遅延は今回が初めてではなく、過去の失敗経験が生かされていない」など。
図1 例年並みにワクチン確保できているか
図2 現時点でのワクチン接種状況
図3 予約等対応で困ったことがあるか