疫病退散と言えば京都では八坂神社が有名ですが、今回は上賀茂神社をご紹介。上賀茂神社の正式名称は、賀茂別雷(かもわけいかづち)神社。自然神の賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)がご祭神で、雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除く厄除・明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
ちなみに、賀茂別雷大神から見て母親の玉依比売命(たまよりひめのみこと)と、祖父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)がご祭神の下鴨神社(賀茂御祖(かもみおや)神社)も、人々の暮らしを守る神様です。
上賀茂神社の立砂(たてずな)
盛砂(もりずな)とも云い、ご祭神が最初に降臨された神山(こうやま)に因んだもの。神様が降りられる憑代である。