「会員のための協会」を一丸で邁進
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るって早1年半となった。この間、3度の緊急事態宣言が発令されたが、いまだに収束の兆しは見えていない。
感染拡大の第2波を迎えていた最中、政府は「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太の方針2020)を閣議決定。社会保障に関しては、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、「柔軟で強靭な医療提供体制の構築、デジタル化・オンライン化を実現」「団塊の世代が75歳以上に入り始める2022年までに基盤強化を進める」改革の推進などが盛り込まれ、従来の姿勢に変更のないことを早々に強調した。
今年度は協会役員の改選年に当たり、選挙を実施。鈴木理事長はじめ副理事長・監事、議長・副議長、各部会理事はいずれも再任された。また、協会活動の強化のために新たに2人の理事に加わっていただくことになった。
新型コロナの収束の見通しが立たない中、今年も役員、事務局一体となって「会員のための協会」「困ったときの協会」「何でも相談できる協会」を目指して頑張っていきたい。
来年の診療報酬改定に向けても、会員からの要望や、各専門医会会長との懇談会等で出された各科個別要求の集約、協会独自の要求案作成と、独自の厚労省交渉を行うつもりである。
また、京都府・京都市に対しても必要に応じて要請・提言も行っていきたい。
昨年はコロナ禍のために、ほとんどの文化活動が中止になったが、感染対策をしっかり実施しながらできるだけ開催し、少しでも会員がほっと一息つける時間を創り出していきたい。
また、今年もほとんどがウェブ開催になると思われるが、地区医師会との懇談会、地区医師会長との懇談会、コミュニケーション委員会等を通じて意見を交換し合い、これまで通りの活動も行っていく所存だ。ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。