協会と京都民医連、内部被曝から子どもを守る会・関西が実行委員会となって、14年度より年に一度、避難者集団健診を開催。福島第一原発事故当時、18歳までの方を対象に、血液や尿検査、甲状腺のエコー検査、医師の問診を行っている。協会からも内科あるいは小児科の医師を健診医として派遣している。
20年度は12月6日に太子道診療所にて開催。受診者は28人(18家族)となった。今回は新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、交流スペースの設置を中止。アロママッサージも中止とした。参加者アンケートでは「仕方がないとはいえ、寂しい」「健診の待ち時間でのアロマを毎年楽しみにしているので残念」などの声が寄せられた。
なお、避難者集団健診実行委員会は、福島原発事故から10年を迎えることもあり、私たちの果たしてきた役割、受診者の受け止め、健診事業を継続するにあたっての今後の課題をまとめ、発信していくこととした。
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