新型コロナで府・京都市に緊急要請 府内9地区医師会から賛同  PDF

 協会は、京都府・京都市に新型コロナウイルス感染症に係る緊急要請書を提出。京都北、上京東部、西陣、下京西部、下京東部、右京、山科、綴喜、船井の各医師会からの賛同書とともに、府は1月13日付で健康福祉部健康対策課に、市は14日付で保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課に手渡した。賛同いただいた各医師会にはこの場を借りて御礼申し上げる。
 要請では、①府が「診療・検査医療機関」に指定した医療機関リストを、各医療機関の合意を前提として、各地区医師会に提供し、地域での情報共有を可能にすること②診療・検査医療機関に指定されない医療機関に求められている相談機能について、国に対して補助制度創設を求めるとともに、京都府独自の対応を検討すること③より多数の医療機関が発熱者を受け入れる条件を整備するため、指定要件を国の通知に沿った形に改めること④府内すべての市町村ごとの診療・検査体制の確保目標を定め、目標に満たない地域には、地域の医師会の協力を得て「公的発熱外来」を設置すること⑤新型コロナ医療相談センターへの相談件数、相談内容の傾向、実際に診療・検査につないだ件数を定期的に集約し公表すること⑥新型コロナ医療相談センターを保健所の組織に位置付け、府民の新型コロナに係るあらゆる相談に対応できるよう機能を拡充すること―を求めた。

要請にご賛同を

 引き続き要請への賛同を募っており、今後も賛同書をいただければ、随時府と京都市に提出する予定だ。引き続き検討をお願いしたい。

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