ネコ科の動物の中では、最も古い種で約600万年前から存在しています。シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯・樹木のない岩石地に分布し、特徴的な厚い毛は雪の上や凍った地面の上に腹ばいになった時に体を冷やさないため(写真はすっきり短めの夏毛)。乾燥した高地の岩石で生活していて岩陰から覗いても目立たないように、目が高い位置についています。
かつては、毛皮目的とした狩猟の対象に。近年では、生息地減少で数が減少していて、準絶滅危惧種に指定されています。
マヌルとは、モンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味。瞳の光彩は他のネコ科のように縦に細くならず、丸い形のまま縮小することも特徴です。(神戸どうぶつ王国ホームページを参照)
関西では、神戸市王子動物園や神戸どうぶつ王国で見ることができます。私は神戸どうぶつ王国に行ってきましたが、動かないことで有名な鳥、ハシビロコウもいました。草食動物や小型動物の展示は、多くが屋内のオープンスペースとなっており、すごく近くで見ることができますよ。(編集)
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