府のマスク配布に協力  PDF

 京都府は新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療機関へのマスク配布について、医科と歯科の保険医協会に一定数を託し配布協力を求めた。
 この間、医療機関のマスク不足を協会からも訴えて、公的な配布が行われるようになった。しかし、京都府の配布が医師会等を通じてのため、同会非会員には行き渡っていない。4月21日に歯科保険医協会と連名で提出した要望(前号既報)に対し、府の担当者もこの実情は課題との認識を共有していたことから実現した。
 協会は、地区医師会に加入して地域医療に参画することは大事なことと捉えているが、今回のように感染症拡大で全ての医療機関が最前線に立たされている中で公的物資が公平に行き渡るよう求めてきた。その立場を示した上で、医師会非会員に対して希望をきいて配布に協力した。

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