協会は19年12月24日、鈴木卓理事長と京都糖尿病医会・鍵本伸二会長との連名により「在宅自己注射指導管理料、血糖自己測定器加算等の改善を求める要請書」をまとめ、厚生労働大臣、中医協会長、中医協全委員、保険局医療課長宛に送付して20年改定での改善を求めた。
要請項目は6点。①在宅自己注射指導管理料の「2 1以外の場合」について「イ 月27回以下650点」と「ロ 月28回以上750点」を自己注射の回数にかかわらず750点に統一すること②在宅自己注射導入前の教育期間と指導について、在宅自己注射指導管理料の算定要件とはせず、医師の判断により自己注射を開始できることを明確にすること③血糖自己測定器加算は、医師が指導管理を行った時に検査を指示した回数として算定できることを明記すること④血糖自己測定器加算のレセプト記載要領について、血糖自己測定の回数を記載する取扱いを廃止すること(点数名と重複しており無駄である)⑤注入器用注射針加算は、インスリン製剤を2月分または3月分以上処方している患者等について、1月に2回または3回算定することができるようにすること⑥血糖自己測定に当たってのフラッシュグルコースモニタリングシステム(FGM)を使用した場合の評価を新設すること。