協会は、5月18日に佐々木真弓氏を講師に、ステンドグラス教室を開催し、参加者は16人となった。最初はこわごわとこてを握り、ガラスを接着していた参加者だったが、完成後は満面の笑顔で作品をお持ち帰りいただいた。以下、参加記を掲載する。
世界で一つだけのオリジナル作品に大満足
加藤 真理 釣本 佳世 長尾 佳代子 大國 弥生(乙訓・片岡診療所)
今回の文化講座「ステンドグラス教室」には診療所から4人で参加しました。ステンドグラス初体験です。皆、作品作りをとても楽しみにしていました。そして、期待通りのオシャレな写真立てを作ることができました。
初めに講師の佐々木真弓先生のごあいさつがあり、ステンドグラスに魅せられた経緯をお聞きしました。お話の中で特に印象に残ったのは下鴨神社の社務所のステンドグラスのことです。葵祭のデザインになっていて先生が制作されたことを知りました。
ステンドグラスというと教会をイメージしますが、和と洋の融合した新しい京都を感じました。ぜひ見に行きたいです。そして数々の素敵な作品の写真を見せていただきました。
いよいよ作品作りです。出来上がりを想像しつつキットを選び、型紙の上にカットされたガラスを置いていきました。そのガラスの縁に幅5ミリくらいの銅のテープを厚みや表裏のバランスをみながら慎重に巻きます。細かい作業で、スタッフの方に手伝っていただきました。後になってわかるのですが、この作業が仕上がりを左右することになります。次に「ハンダ付け」をしました。
同僚の一人が、映画「ターミネーター3」に登場する「液体金属のサイボーグみたい」と言い出し爆笑しました。制作中は終始笑いが絶えず、あっという間に時間が過ぎました。また、先生は絵の中から出てきたような可愛い雰囲気漂う方で、気さくに質問にも答えてくださいました。そして作品作りのエピソードもお聞きました。ガラスは海外のものを使っておられるそうで、カットする時に割れることもあるようです。割れたものは小さなパーツで使うとお聞きしました。
出来上がった、世界で一つだけのオリジナル作品に大満足です。楽しく教えていただきありがとうございました。また機会があれば是非受講させていただききたいです。「どんな写真をいれる?」と4人で話しながら会場を後にしました。