保険で良い歯科医療を 京都連絡会が第2回総会  PDF

 協会も参加して昨年結成した「保険で良い歯科医療を」京都連絡会の第2回総会と市民講演会が6月29日に開催された。総会には、賛同団体や国会議員を含む17人が参加。秋山和雄代表世話人より活動報告を行い、北川善猛世話人から今年度活動方針が提案され、すべて了承された。連絡会は、前回総会以後、全国連絡会と連携しつつ、国に向けて保険で良い歯科医療を求める意見書をあげてもらうよう自治体要請を行うなどの活動を行ってきた。また、山梨の会から起こった「子どもの歯科矯正の保険適用」運動についても協力しており、これは京都新聞(1月26日)でも大きく紹介された。協会としても、その両方の署名に協力している。
 市民講演会には50人が参加し、坂本紗有美氏(日本美口協会代表理事)による「健康と歯周病・むし歯・歯並びの深い関係について」を聞いた。坂本氏は、様々な視点から健康な口腔環境へのアプローチを説明。歯周病と全身疾患との関わりはもちろんのこと、歯科矯正の専門医である特徴を活かした咀嚼や歯並びの重要性、生きることの基本である食べることについて、食事内容から食べ方まで口腔内の健康や全身の健康に大きな影響があることを説明した。

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