原発ゼロ掲げる野党一堂に バイバイ原発3.10きょうとを開催  PDF

 協会が呼びかけ人および実行委員会に加わっている「バイバイ原発きょうと」の集会が、3月10日に円山野外音楽堂で開催された。小雨が降り続く中での集会となり、参加者は1500人となった。
 集会では、国と東電に損害賠償を求めている京都訴訟原告団6人が登壇。法廷での意見陳述さながらに、「どうして私たちだけが健康被害が出るまで、被ばくを受け入れないといけないか」「子どもたちの健康を守りたい。自主避難する権利を認めてほしい」と訴えた。
 続く名古屋老朽原発訴訟団事務局長の安楽知子氏のスピーチのあと、超党派議員連盟「原発ゼロの会」世話人の山崎誠氏(衆・立民)が、原発に固執し続ける現政権を批判。「今こそ政治が決断するとき。野党が一丸となって現政権と対峙し、再生可能エネルギーに舵を切っていきたい」と強調した。
 また、原発ゼロを掲げる野党も参集。田中健志氏(立民・府議会議員)、泉健太氏(国民・衆)、倉林明子氏(共・参)、豊田潤多郎氏(自由・府総支部連合会長)、飛鳥井佳子氏(社民・府連合副代表・向日市議会議員)、小西晴也氏(新社・府本部書記長)、長谷川羽衣子氏(緑・共同代表)がそれぞれ原発ゼロに向けての決意を表明した。その他、穀田恵二氏(共・衆)、福山哲郎氏(立民・参)も参加した。
 集会後は、市役所前まで行進し、街頭の人たちに「原発やめよう」「子どもを守ろう」と訴えた。

ページの先頭へ